岩魚を湧水かけ流しで飼育|自作の排水パイプと真夏でも約10℃の水温

いわな飼育

岩魚を自宅で飼育するにあたって、私が利用しているのは近くで湧いている天然の湧水です。

敷地外の湧水をホースで引き、120cm水槽に24時間かけ流しています。水槽に入れる水の量はバルブで調節し、排水には自作のダブルサイフォン式排水パイプを使用しています。

この湧水は真夏でも約10℃と冷たく、冬場には融雪にも利用しています。

今回は、実際に岩魚を育てている水槽の写真とともに、湧水の給水方法や自作の排水設備について紹介します。

湧水を24時間かけ流している120cm水槽

岩魚の飼育に使う湧水の引き込み方法

私が岩魚の飼育に使っている湧水は、自宅の敷地内で湧いているものではありません。

敷地外で湧いている水をホースで引き、飼育している120cm水槽まで運んでいます。

水槽に入れる前にタンクなどへ貯めることはせず、湧水をそのまま水槽へ流し込む方式です。

給水部分にはバルブを取り付けており、水の流れ具合を見ながら流量を調節しています。給水は昼夜を問わず、24時間続けています。

バルブで流量を調節しながら、湧水を水槽へ直接給水しています

真夏でも約10℃の湧水を岩魚の飼育に利用

岩魚を飼育するうえで、特に気を使っているのが夏場の水温です。

私が利用している湧水は、真夏に測ったときでも約10℃でした。冷却装置などは使わず、この湧水を24時間かけ流すことで岩魚を飼育しています。

冬場は周囲の雪を溶かすためにも利用している湧水です。雪がよく溶けるので、冬の冷たい外気や雪と比べると、水温が高いのだと思います。

ただし、冬場の水温を実際に測った記録はないため、年間を通して一定の水温なのかは分かりません。

今後、水温を測る機会があれば、夏と冬の違いも記録していきたいと思います。

自作のダブルサイフォン式排水パイプで排水

水槽に24時間湧水を流し込んでいるため、給水した分の水を排水する仕組みも必要です。

私の水槽では、塩ビ管を組み合わせて自作したダブルサイフォン式の排水パイプを使用しています。

水槽の外側に排水用の配管を設置し、湧水を流し込みながら水槽内の水を排水しています。

市販の水槽用フィルターだけに頼るのではなく、湧水を入れ続けて排水する「かけ流し」の飼育環境にしています。

実際に使用している排水パイプがこちらです。

塩ビ管を組み合わせて自作したダブルサイフォン式排水パイプ

水槽の金網は飛び出し防止だけでなく、鳥や獣への対策にも

水槽の上部には、金網と遮光ネットを設置しています。

金網を設置している理由は、岩魚が水槽から飛び出すのを防ぐためだけではありません。屋外で飼育しているため、鳥や獣に岩魚を狙われないようにする目的もあります。

実際に、飼育している岩魚を狙ってイタチがやって来たこともありました。

そのときの様子がこちらです。

実際に岩魚を狙って水槽にやって来たイタチ

こうした経験もあり、金網は屋外で岩魚を飼育するうえで欠かせない設備になっています。

また、金網の上には遮光ネットも設置し、水槽に当たる光を抑えています。

まとめ|湧水を使った岩魚のかけ流し飼育

今回は、自宅で実践している岩魚の湧水かけ流し飼育について紹介しました。

敷地外から引いてきた湧水を120cm水槽に24時間流し込み、自作のダブルサイフォン式排水パイプで排水しています。

真夏でも約10℃の湧水を利用できることは、私の飼育環境の大きな特徴です。

また、屋外飼育では水温や給排水だけでなく、岩魚の飛び出しや鳥獣への対策も必要だと実感しています。実際にイタチが岩魚を狙ってやって来たこともあり、金網を設置しています。

今後もこの環境で岩魚を育てながら、気づいたことや飼育の工夫を記録していきたいと思います。

岩魚を飼い始めたきっかけや120cm水槽での飼育環境全体については、こちらの記事でも紹介しています。

自宅で岩魚を飼育してみた|120cm水槽と湧水かけ流しの飼育環境

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