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スーパーで魚を見ていたところ、立派なニザダイを見つけたので買ってみました。
大きさは約40cm、重さは約1.5kg。税込1,944円でした。
ニザダイは「臭い魚」というイメージもありますが、実際のところどれくらい臭うのか気になるところ。
今回は自分で捌いて、3日間低温で寝かせたあと刺身にして食べてみました。
捌いてみると驚くほど脂が乗っていて、刺身にするときはまるでバターを切っているような感覚。ただ、3日後に食べてみると、味はかなり美味しいのに独特の臭いも感じるという結果になりました。
実際に捌いたときの様子から、3日後の味や臭いまで紹介します。
この記事では、実際にニザダイを捌いて3日間熟成し、刺身で食べて感じた味・脂・臭いの変化を紹介します。

ニザダイを捌いてみた|脂の量に驚いた
まず捌いてみて驚いたのが、内臓まわりの脂の量でした。
今までいろいろな魚を捌いてきましたが、ここまで内臓脂肪がコテコテに付いている魚は見たことがないくらい。

内臓周りの白いのは全部内臓脂肪です。
「ニザダイってこんなに脂が乗るの?」と思うほどで、この時点で身の味にもかなり期待しました。
一方で、気になっていた臭いについては意外な結果でした。
身自体からはそれほど強い臭いは感じません。ただ、捌いている途中で腸が裂れてしまったところからは独特の匂いがしました。
いわゆる生臭さや磯臭さとは少し違って、個人的にはハーブのような独特の匂いに感じました。
ニザダイを3日間熟成してみた
内臓を取り除いたあとは、今回はすぐに三枚おろしにはせず、この状態のまま3日間寝かせてみることにしました。
まず、血合いの部分と落とした尾びれの断面にキッチンペーパーを当てます。
そのあと魚全体を新聞紙で包み、さらに上からラップでしっかり包みました。
それをジップロックに入れ、ストローを使って中の空気をできるだけ抜いて真空に近い状態に。
最後に発泡スチロールへ入れて氷水に浸し、上からタオルをかけた状態で冷蔵庫に入れ、3日間寝かせました。
今回はこの方法でできるだけ低温を保ちながら管理しました。



※あくまで今回は、自分がこの方法で試してみたという一例です。この方法が正解、安全というわけではありません。魚の熟成には食中毒などのリスクもあるため、実際に行う場合は十分に注意してください。
3日後に三枚おろし|まるでバターを切っているような脂
3日間寝かせたニザダイを取り出し、いよいよ三枚におろしていきます。
身の状態を確認しながら捌いてみましたが、ここでも驚いたのが脂の乗り方。
三枚におろして刺身用に柵取りしていると、包丁を入れた感覚が魚というよりバターを切っているような感覚でした。
捌いた初日に内臓脂肪の多さを見ていましたが、身にもかなり脂が乗っているのが分かります。
見た目もツヤがあり、ここまで脂が乗っているなら刺身はかなり美味しいんじゃないかと期待が高まりました。


今回も、普段から魚を捌くときに使っている出刃包丁と刺身包丁を使用しました。
私が実際に使っている包丁はこちらです。
普段、魚を捌くときには源泉正の出刃包丁165mmを、刺身を引くときには切付柳270mmを使用しています。
どちらも2年以上愛用している包丁で、実際に使って感じた切れ味や研ぎやすさ、サビやすさなどのデメリットについてもレビュー記事にまとめました。
これから魚を捌くための本格的な和包丁を購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
3日熟成したニザダイを刺身で食べてみた|味と食感は?

三枚におろしたニザダイを刺身にして、いよいよ食べてみます。
3日間寝かせた身はもっちりとした食感で、脂の旨味もしっかり。あれだけ脂が乗っていただけあって、刺身としての味はかなり美味しかったです。
ただ、一口食べて気になったのがあの独特の臭いでした。
捌いた初日は身自体からほとんど臭いを感じなかったのですが、3日後の刺身からは、腸を傷つけたときに感じたハーブのような独特の臭いがはっきり感じられました。
熟成によって脂が身全体に回った影響なのかは分かりませんが、脂の旨味が増した一方で、初日には気にならなかった臭いまで一緒に強くなったような印象です。
正直、この臭いさえなければかなり美味しい刺身でした。
もっちりした食感と濃い脂の旨味はかなり好みだっただけに、余計に「この臭いがなければ…」と思ってしまいます。
※魚を生で食べる場合は、寄生虫や食中毒のリスクがあります。魚の鮮度や見た目だけで安全性を判断することはできません。刺身にする場合は生食に適した魚を選び、適切な温度・衛生管理を行ってください。なお、冷蔵や目視確認だけではアニサキスなどのリスクを完全に防ぐことはできません。
ニザダイは本当に臭い?実際に食べて感じた臭い
今回はスーパーで見つけた約40cm・1.5kgのニザダイを捌き、3日間寝かせてから刺身で食べてみました。
一番驚いたのは、とにかく脂の多さです。
内臓には今まで見たことがないくらい脂が付いていて、3日後に三枚おろしにしたときも、包丁を入れた感覚はまるでバターを切っているようでした。
「ニザダイは臭い」というイメージがありましたが、捌いた直後の身からは思っていたほど臭いを感じませんでした。
ただ、腸を傷つけたときに感じたハーブのような独特の匂いが、3日後の刺身では身からも感じられるように。
刺身自体はもっちりとした食感で、脂の旨味もしっかりあってかなり美味しかったです。それだけに、あの独特の臭いがなければかなり好みの刺身だったと思います。
今回食べた個体や熟成方法による部分もあると思うので、「ニザダイは全部こうなる」とは言えません。
もしまた状態の良さそうなニザダイを見つけたら、次は熟成させずに捌いた当日にも刺身で食べて、今回との違いを比べてみたいです。
この日はニザダイと一緒にメダイも刺身で食べました。メダイはニザダイとはまた違った味わいだったので、こちらの記事で紹介しています。
メジナも臭みがあると言われることがありますが、こちらはピチットシートで短時間脱水して刺身にしました。実際に食べた感想はこちらです。


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