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先日、福井県美浜町の「ひるが海上釣堀」で、長男が立派なシマアジを釣り上げました。
せっかく釣ったシマアジなので、すぐには捌かず、低温で2晩保存してから食べてみることにしました。
保存中の氷水は測ってみると約1℃。途中でペーパーや新聞紙を交換しながら保存しました。
2晩経ったシマアジを捌いてみると、皮を引いた包丁に脂がべっとり付くほどの脂のり!
今回は刺身と、頭・カマを使った兜焼きにして食べてみました。
刺身は2晩経ったとは思えないほどサクサクとした歯応えが残り、兜焼きはふわっとジューシーな仕上がりに。
この記事では、シマアジを2晩保存したときの状態から、捌いたときの脂のり、刺身と兜焼きで食べた感想まで紹介します。

シマアジを約1℃の氷水で2晩保存
釣ったシマアジは現地で内臓を取り除いてもらい、持ち帰ってからすぐには捌かず、2晩保存してみました。
魚の水分を拭き取り、カマの中や尾を落とした部分にペーパーを詰め、全体を新聞紙で包んでからラップでさらに包みます。その後、密閉袋に入れストローでしっかり空気を抜いてから氷水の中で低温を保ちながら保存しました。
途中で状態を確認した際に氷水の温度を測ってみると、約1℃でした。
一晩経ったところで確認してみましたが、体表や目にはまだツヤがあり、気になる臭いもありませんでした。
そのタイミングで、カマの中と尾の部分に詰めていたペーパー、魚を包んでいた新聞紙を新しいものに交換しました。
表面を触ってみると少しヌメッとした感触があり、水分というより脂が浮いてきたようにも感じました。
ただし、これが脂によるものかは分からないので、あくまで触ったときの印象です。
そのまま2晩保存してから、いよいよシマアジを捌いてみることにしました。
※家庭での魚の生食や保存には食中毒などのリスクがあります。今回の保存方法は私が実際に行った記録であり、安全性を保証するものではありません。

写真は2晩熟成したシマアジです。
2晩熟成したシマアジを捌く|皮目の脂がすごい!
2晩保存したシマアジを三枚におろしてみると、捌いている段階から脂がしっかりのっているのが分かりました。
特に驚いたのが、皮目の脂です。
刺身にするために皮を引こうとすると、脂がかなりのっているためか滑りやすく、思った以上に皮が引きにくい!
私自身の腕の問題もあると思いますが、今回は少し皮引きに失敗してしまいました。
そして皮を引き終わった包丁を見ると、刃には脂がべっとり。
釣った当日に内臓を取り除いてもらったときも内臓脂肪の多さに驚きましたが、身にもかなり脂がのっていることが分かりました。
皮引きは少し失敗してしまったものの、これだけ脂ののったシマアジがどんな味になっているのか、食べる前から期待が高まります。


今回も、普段から魚を捌くときに使っている出刃包丁と刺身包丁を使用しました。
私が実際に使っている包丁はこちらです。
2晩熟成したシマアジを刺身で実食!
皮を引いたシマアジは、そのまま刺身にして食べてみました。
まず驚いたのが食感です。
2晩熟成させたとは思えないほどしっかりと歯応えが残っていて、噛むとサクサクとした心地いい食感がありました。
そして噛んだ瞬間、アジらしい香りがフワッと口の中に広がります。
甘みはそれほど強くありませんでしたが、噛んでいくうちに旨味がどんどん出てきます。
特に印象に残ったのが、飲み込んだあとの余韻。
魚を飲み込んだあとも舌の上に旨味が残り、しばらくその味を楽しめるほどでした。
脂のりもかなり強く、刺身をたくさん食べると少しくどく感じるほど。それでも、サクサクした食感・アジらしい香り・後から広がる旨味が合わさって、最高に美味しい刺身でした。


※魚を生で食べる場合は、寄生虫や食中毒のリスクがあります。魚の鮮度や見た目だけで安全性を判断することはできません。刺身にする場合は生食に適した魚を選び、適切な温度・衛生管理を行ってください。なお、冷蔵や目視確認だけではアニサキスなどのリスクを完全に防ぐことはできません。
シマアジの兜をレンジパンで塩焼きにしてみた
刺身にしたあとの頭とカマも捨てずに、今回は塩焼きにして食べてみました。
焼く前にまず、皮目側に熱湯をかけて下処理。
表面の臭みを取り、残っていたウロコを取り除きやすくするためです。熱湯をかけたあとに残ったウロコなどをきれいに取り除き、塩を振ってレンジパンで焼きました。
レンジパンを使ったため、直火で焼く塩焼きというよりは、少し蒸し焼きに近い仕上がりになりました。
ところが、これが想像以上に美味しい!
身はふわっと柔らかく、それでいてジューシー。余分な脂もほどよく落ちていて、食べたときに生臭さは全く感じませんでした。
刺身では、たくさん食べると少しくどく感じるほど脂がのっていましたが、兜焼きにすると「もっと食べたい」と思うくらい食べやすく感じました。
特に美味しかったのが、目とその周りの身です。
旨味が凝縮したような濃い味で、今回食べた中でも絶品でした。
カマの部分は顔周りの身よりもしっかりとした歯応えがあり、噛むと旨味があふれてきます。
最初は「少し蒸し焼きっぽくなったかな?」と思いましたが、そのおかげで身の水分が残ってジューシーに仕上がり、結果的にはシマアジの兜と相性のいい調理方法だったと感じました。

この時一緒に釣ったマダイの兜も一緒に焼きました。その感想はまたマダイの記事で紹介します。シマアジは右側の兜です。

まとめ|2晩熟成したシマアジは刺身も兜焼きも絶品だった
今回は、ひるが海上釣堀で長男が釣ったシマアジを2晩保存し、刺身と兜焼きにして食べてみました。
2晩経っても刺身にはサクサクとした歯応えが残っていて、噛むとアジらしい香りがフワッと広がります。
強い甘みはありませんでしたが、噛むほどに旨味が出てきて、飲み込んだあとも舌の上に旨味が残るのが印象的でした。
そして何より驚いたのが脂の多さ。
皮を引くのに苦労するほど皮目に脂がのっていて、皮引き後の包丁が脂でべっとりするほどでした。刺身では、たくさん食べると少しくどく感じるほど濃厚でした。
一方、個人的に特に気に入ったのが兜焼きです。
レンジパンで少し蒸し焼きのような仕上がりになったことで、身はふわっとジューシーに。余分な脂もほどよく落ち、刺身とはまた違った美味しさを楽しめました。
特に目の周りの身は旨味が濃く、カマはしっかりした歯応えで噛むほどに旨味が出てきて絶品でした。
刺身だけでなく、頭やカマまで食べてみて、脂ののったシマアジを丸ごと楽しむことができました。
自分たちで釣ったシマアジだったこともあり、今回も印象に残る一匹になりました。
同じ青物では、約30cmの天然カンパチを刺身で食べた記録も紹介しています。脂は少なめでしたが、もっちりとした食感と爽やかな風味が印象的でした。


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